債券vs株
債券にするか株にするか。多くの投資家が迷うところです。得ることができる利益のポテンシャルに基づいて決めようとしているのですね。この二つのどちらにしようと考えることはとても有益なことです。各々がダイナミックなパラメータを持っていますし、各々が利益をもたらす可能性があるのです。
メイヤー・インターナショナル(タイ)のリチャード・ケインは、ファイナンシャル・コンサルタントとして、投資の前に考えるべきことをアドバイスいたします。
ポテンシャル
アジアウェルスマネジメントの代表取締役のリチャード・メイヤー・ケインは、株式投資の根本についてこう語ります。株に投資する、つまり株を持つということは、ある会社のオーナーの一人になることです。一方、債券に投資するということは、会社にお金を貸している、ということなのです。株から得られる利益というものは、論理的には無限ですが、債券には限りがあります。だから、株は予想だにしない成長を遂げ、投資家に利益をもたらす可能性があるのです。もちろん、その逆、株価が大幅に下落して、損失をもたらす可能性もあります。
債券は、得られるリターンには上限があります。満期が来たら、いくら得られるということが事前に決まっています。このため、投資家は利益をさらに得るために何かをするということはできません。唯一利益が上がる方法があるとしたら、債券を手に入れるときに、何かの条件によって債券の値段が予想以上に下がり、安く手に入れることができる、ということでしょう。債券への投資は、安定的で手堅い投資であるといえます。
リスクレベル
リチャード・ケインは、株にも債券にもリスクはあるので、投資前にしっかりと考えることが必要だと言います。株式投資は、上限はないが下限はあるといわれています。株は、ただの紙切れになる可能性があります。会社が倒産したとき、投資は全てなしになります。
債券はどうでしょう。もちろんリスクはあります。利子の変動が、債券の価値に影響を与えます。インフレの影響も大きいです。また、満期が来たときに、債務者が十分な資金を用意できていなかったとき、債券の回収は不履行となり、投資家は投資金を回収できなくなります。
このように、どちらに投資するか決める前に、各々の特徴とリスクを知っておくことが重要です。ご関心がある方は、メイヤー・インターナショナルのリチャード・ケインにご相談ください。
お問い合わせはこちらまで。
日本アジアウェルスマネジメント
代表取締役 リチャード・ケイン
(+66) 02 611 2561.
リチャード・メイヤー・ケイン
カナダ・モントリオール州ケベック生まれ。
ロンドンに上場するアジア・ウェルス・グループの代表取締役。東京で、メイヤーグループの代表を15年務めた後、現在アキコ夫人と二児とともにバンコク在住。
リチャード・ケインは、アジアにおける資産マネジメントについて、19年以上の実績を持つ。日本人に対しても、国際税務、資産管理に関するコンサルティングを行う。